縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

竹!

 古里は荒れ放題。猪が我が物顔で、あちこちを荒らし回っている。いつぞやは、駐車場に車を止めたとたん、目の前に、1メートル超の猪がいた。追い払ったが、散々、家の周りを荒らされた積年の恨みが爆発、気がつくと、小石をつかんでいた。

 里山という概念はあるが、過疎に傾くと、里山とは名ばかりの荒れ放題の所謂「荒地」となる。猪の生息と無縁ではない。

 今、「竹」に注目している。

 先ずは、竹林の整備。そして、竹を利用した「何か」である。竹炭を考えている。耕作地用、燃料、浄化用等々、様々な利用法が考えられる。

 簡単ではない。荒れ地に突入するのだ。完全防備が前提。が、楽しいではないか。

   これぞ縄文への憧憬、自給自足への第一歩だ。