縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

プレミアム付き商品券

 あちこちの自治体で「プレミアム付き商品券」が売り出されている様子。

 我が町・我が地区は今日が売り出し。叔母達と午前中に買い出し(?)に出かけました。ゲットした物が、これ↓

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いつ頃でしたか、「プレミアム商品券」応募用紙が郵送されて来てました。応募用紙には、通し番号と住所氏名が印刷。申し込み冊数及び金額が自署。一冊5千円。

 我が家は、制限一杯の5冊を応募。つまりは、有効に使うことで、5千円がお得!と言うことになります。

 

 少し早めに応募先へ。受付時間が20分ほどあったため、故同級生のご母堂に御挨拶。本当は、同級生の好きだった酒を持参しなければならなかったのですが、手ぶらでした。毎年お盆に「焼酎」を仏前に上げていたので、今年もお酒はお盆にします。

 おばさん(彼女に対する私の呼び方)曰く「(帰ってきました)そりゃ~、お前の母ちゃん(私の亡母)が喜んでるじゃろ。」と、ここまでは想定内。ところが、「あのな~、墓にお参りに行きたかとばってんが、猪ん出てくるもんけん(猪が出てくるから)、ひとっじゃ(ひとりでは)行かれんとよ。」

 「エッ」です。そう言えば、一週間ほど前来訪してくれた同級生も「猪ん、海岸縁まで来っとぞ。」と、言ってました。我が家でも、猪柵の向こうから、それこそ、人間の歩くような音が聞こえてきます。「ザワ、ザワ、ザワ。」。どがんしたら、良かっじゃろか。先行きの事を少し考えながら応募先へ。すると「あら、○○さん、Uターンありがとうございます。」旨のお言葉。

 この、「サンクスUターン!!」は、行く先々で聞きます。喜んで良いのか、悲しんで良いのか。少なくとも、歓迎はされてる様ですが複雑です。限界集落を、如何にして・・・、と言う命題が、肩に。

 ただ困るのは、話しかけてくれる人が、殆ど「記憶にない」人達なのです。15歳で家を御出て、爾後、実家で過ごした最長期間は多分「一週間」。ワケワケメの状態です。「△△さん(妹の名前)は元気ですか?」と、聞かれたとき、あ~この人は、妹の同級生なのかな、と、推測ができる程度です。

 

      やわじゃなかばい、ここん生活は。