縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

祥月命日

 今日は、母の祥月命日です。

 で、カカ、喧嘩を売った。私の依頼で仏壇に「白あえ」を供えたのです。今日の葉物は「大根の葉」。庭植えしていた大根を間引き、初物として戴きました。

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 おわかりでしょうか。左が大根葉、右は蕪葉です。蕪葉は、明日のお味噌汁特待生の予定。

 他には、母の好物だった「鯖」の煮物。母がおおっぴらに食していた魚が鯖でした。他の魚は「生臭い」として、殆ど敬遠していたのです。時折『じいちゃんにな、「鯖が一番なまん臭かっぞ」ち、よう言われちょった』(私の祖父に、鯖が一番生臭い魚だと良く言われてた)。と笑いこけていました。

 母は、肉食も敬遠してました。原因は、うら若き16~7の頃、博多は天神(てんじんのちょう by母)で、奉公先の主人に連れられ焼き肉を食べに行った時。五島出の、それも、昭和一桁時代。随分と豪華な食事だったのでしょう。あまりのおいしさについ聞いたそうです「この肉はなんと言うんですか。」「ウン。タンだよ。」「エッ、タン?タンてなんですか?」「ウン、牛の舌。」

 その瞬間らしいです。衝撃を受けた母はトイレへ一目散。無理もありませんネ。当時の五島で牛と言えば、各家で飼い、農作業に従事させてたのですから。それも、舌となれば、超繊細な神経を持っていた母には耐えられなかったのでしょう。他にも色々理由があるのでしょうけど、母から聞いた理由はそれだけです。

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 昨日より風が強く、跳ぶウサギの数は半端ではありませんでした。従って、各種作業はお休み。と、決めていたら本家の叔母から呼び出し。

 曰く「毎月、第2・第4火曜日、みんなが集合し、様々な催しをする。今日がその日。出席してみたら・・・」。ということで、買い物途中で顔を出した所、皆さんから歓待。結論から言えば、

 1.来期(来年4月から)地区老人会会長(エッ、老人会て70歳からじゃ?)ご下命(by 叔母)。明日からとのご下命でしたが、社会福祉協議会からの要請で来年度から。

 2.間近に迫った集団競技(今回はペタンク)への参加要請(カカ参加)。

 3.来月開催される「消費者生活支援リーダー講座」への出席要請(参加者私)

 4.毎回、この会に出席されんことを・・・

でした。この先、いくつの肩書きを付けることになるのでしょうか?現役の頃、30台半ばあたりでは、結構な肩書き(公私共に)持ってましたが、再来でしょうか?青春を取りもロス・・・でしょうか。楽しんでみます。

 

         縄文人は、肩書きがなくても動くのです。