縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

工藤公康ホークス監督

 先日、パ・リーグでの優勝を果たしたホークスの監督。

 優勝後のYahooニュースの中で、「彼は名将か」の一文に触れ、思うこと有り。

 工藤公康氏を知ったのは、彼がライオンズ時代。特に印象深いのは、日本シリーズで一塁線にヒットを放った瞬間。その頃と今とは、あまり変わっているとは思えません。週刊誌ネタでは、夜の彷徨・偏食等、書かれていましたが、結婚してから軌道修正されたようですね。

 と、件の一文ですが、工藤監督の弁を私流に概要すると、

・・人が失敗するのは当たり前。一生懸命やった結果は問わない。大事なのは準備だ・・。

 と成りましょうか。これで、彼のベンチでのニコニコ顔の意味が分かります。

 「指揮官ニコニコ」って、気持ち悪いですが、前もってきちんと監督の心構えを選手全体に伝えておけば、選手は、伸び伸びとプレーしていくと思えます。

 因みに、読売巨人軍監督のベンチの顔、あれは戴けません。選手が失敗したら苦虫顔・ブツブツ。これでは選手は萎縮してしまいます。野村御大が仰ってるではないですか「監督で勝つことはあまりないが負けることは沢山ある(意訳)」と。元々、監督(リーダー)の仕事は選手(部下)が気持ちよく働けるようにすることです。試合(業務)は監督(上司)がするのではなく選手(部下)がするのですから。監督(上司)の出番は、選手(部下)を守る時のみです、それも、陰に日向に・・・。自己の栄達のみ求める人は、組織から抜けなさい!!(と言っても、殆どがこの手ですので、日本が壊れて行ってますが・・・)。

 

  縄文人は、双務的に生きて来たのですよ。これが日本の根っこ!!