縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

カカ、初めての地域老人会出席

 月に二回程度開催される由。

 カカの感想「11人ほどが一斉にしゃべり始める。情報力が凄い。疲れた。」多分に、1人暮らしが殆どのせいで、皆さん、話し相手に飢えているのでしょう。それこそ「立て板に洪水!」的しゃべり方だったらしいです。

 今日のメインは「敬老の日」にちなんだ物とかで、靴下と食器洗いのスポンジそれにお弁当が配られたとか。お弁当は私の分もあったそうですが、消費期限切れ(暖かい所に長時間放棄)と見て、不食です。尤も、今日みたいな日はカカの労働軽減を目的に、断食としてはいますが。

 

 以前、親戚筋の人と話をした時「男ん、はよ死んで、残ったっちゃ、おなごばっかしたいね(男が早く死んで、残ったのは女性ばかりですよ)」という言葉が鮮烈に思い起こされます。ここの集落の90%は、寡婦です。1人でがんばっているんです。

 だからというわけではないでしょうが、ここの女性軍は、たくましいですよ~。老人会で、明日は何をするのか、の問いに「畑たい!」と殆どの人達が即答されたと、カカ、ずっこけ。平均年齢、80に近い人達です。ここでの暮らしに、運動不足はあり得ません。毎日の農作業と坂道歩行、それだけで十分です。皆さんに長生きして欲しいと思ってますが、間違いなく、長生きするでしょう。屈託なく、笑い転げていますもの。

 今日、告別式がある旨、有線放送がありました(当町では、告別式がある場合、必ず有線で放送しているようです)。お年寄りがお別れしたのです。合掌!

 

    縄文人であることの恍惚と不安と・・・太宰かよ