縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

あいもとばあらけっから、仕事はせんばよ!

 足元を整理してから、仕事はしなさい。

(あいもと=足元、あらけっから=あらけてから、)

 仕事をするときには、周囲の整理整頓をしてからにしなさい、という、祖父の教えです。ここ何日かの共同作業の中で、特に、強く感じました。狭い現場には、ドリル等の先端部に触れるとけがをする恐れの高いものがあちこちに、又、電気コードは縦横に走っている状態でした。ある程度は、やむを得ないのですが、ブツブツ言いながら、気がついた分を「あらけて」ました。

 で、件の「なだら」、九分通り完成です。

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 三人娘(+1)が、懸命に塩ビ管(私の子供の頃は竹)を編んでいます。手前は、編み上がった「なだら」で、茶色が塩ビ管を編んだ「漁網を紐状に切った」ものです。

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 後の作業は、本家の長男坊の仕事。次の土日に・・・、と言うことでしょう。

 

        縄文人にも、腰痛があったのだろうか?