縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

荒天!!!

 風雨・雷・・・

 な~んもできまっしぇ~ん。する気も、ありまっしぇ~ん。

 彼の地ではお通夜は終わって、明日の告別式を迎える準備をしているのでしょうか。してみると、この荒天、K君の心情なるか。

 中学の時、数学担任教諭の告別式に参列しました。当時は土葬が一般的でありまして、一通りの儀式終了後、棺桶を深く掘った穴の中へ。未亡人と成られた奥様の姿が棺桶をつり下げている側にありました。ふと、彼女の横顔を観たとき「本当に悲しい顔とは」との思いを強くしました。能面です。ただ静かに見守るというただその一点のように思えました。今の時点での解説は多分に脚色が混じりますので、以下は省略しますが、爾来、私の中では「泣き叫べるうちは、まだ、気持ちに余裕がある」との結論を持ちます。亡母の葬儀時、亡伯母との会話中ほろほろと涙を流すカカに「泣くな!」と一喝しました。私の涙?そこ、ここに残る「思い出」の中でです。それは人知れず・・・慟哭なのかも知れません。余裕が出来たのでしょう。

 明日は、告別式です。