縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

そよ風につき焚き火

 ついでに炭焼き実験。

 溜まり過ぎていた草木を焼却。その中に、炭の素を。

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 取り出し、冷却します(今日の加熱時間は一時間半程度でした)。

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 中身は、このとおり。

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 太めの材料は、少し炭化が遅いようです。やはり、長さ・太さは揃えた方が好ましいようです。次回は、大型の蚊取り線香缶で、二時間超加熱、やや太材料で、試してみます。「炭窯バ、作らんね。 by叔母」ですが・・・。

 焼却の後始末中、チェーンソーの音が。従兄弟の定例訪問です。覗いてみたら、叔父夫婦を交え、草木の伐採・整理中。手伝いが必要だろうと、カカ共々鋸・鎌・鉈持参で作業開始。叔父の元気さが話題の中心でした。その足元はおぼつかないのですが、鋸を使う姿は、未だ現役です。

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 お茶の時間もあり、海岸縁から参加する人も。薪・柴の用途についていろいろな意見が出ていました。「露天風呂を作ろうか。大釜で飯を炊いて、各家庭に配るか。 by叔母」「売る手は無し? だいも(誰も)買わん。」「芋バぎょうさん作って、カンコロに湯がかんバたい。」等々。叔母の発想力にはいつも驚かされます。若しかしたら、若かりし頃の夢を、今、現実化しているのでしょうか。因みに本家の昔の家、風呂は露天で「雨ン降っ時は、傘バ差して、おなごは、周りン暗うなってから入りよった。 by叔母」。子供の頃、この風呂の火で焼いた、「サザエの壺焼き」なるものを初めて食べさせて貰った覚えがあります。「旨い!」という感覚ではありませんでした。後年身につけた正しいサザエの食べ方とはー海から獲ってくる→波打ち際で殻を割る→中身を取り出しかぶりつくーダス。今は、殆ど、正しきサザエの食し方はできませんが・・・。

 明日は、「ダンジッ」伐りです。従兄弟にも伝えてあるので、彼の参加があれば、かなり捗るでしょう。

 

            海幸彦海道、もうすぐ・・・