縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

ついでたい、カンコロもっも搗け

 ついでだからカンコロ餅も搗いてみよう

 と、相談というか、叔母の思いつき(と言っても、カンコロが余っていたので)で、お大師様用の紅白餅の後、カンコロ餅を搗くことに。4~5年ぶりに餅つき器を引っ張り出し、昨日の内に、点検修理・洗浄。今朝から、S嬢家の紅白餅搗きを皮切りに、我が家、そして、カンコロ餅。

 紅白餅は、明日の来訪者へのお土産。小袋に入れ、取り敢えず、お大師様へ供えます。

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 さて件のカンコロ餅。作り方は、

 ①サツマイモ(今回は紫芋)の皮を剥き、薄くスライスして湯がく(これがカンコロ)。これを天日干し後保存。

 ②餅を搗く直前、カンコロを蒸す。

 ③半搗きした白餅と一緒に搗く。今日は、冷凍保存していた白餅を、カンコロと一緒に蒸し、使用していた様子。

 ざっとこんな感じですが、昔は臼で、フーフー言いながら搗いていたのですが、高齢化したため、器械を購入。モチッコタイプは白餅まで。カンコロになりますと、少し、大がかりになります。器械での餅搗きも結構疲れます。ので、ここ4~5年は、業者に丸投げ。但し、原材料は持ち込み。

 うどんでも作るように、器械に掛けると、絞り出されてきます。これを3~4回ほど繰り返します。なお、この段階で、お好みに応じて、砂糖・ショウガ・胡麻などを練り込みます。

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 滑らかになったら、一定の形に整え、麹蓋(もろぶた)に保存。

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 如何でしたか?年寄りには、業者丸投げがよろしいようで。

 疲れ直しに、春菊を・・・。

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             縄文人の明日は、仏教徒