縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

観音様の取り持つ縁

 ですと

 あれやこれやの買い物がてら、例の4人(3人娘+1)で浦桑界隈へ。約束事があり、午前中から出かけ久しぶりの悪食(外食のこと)。帰り際「観音様の取り持つ縁バイ。 by 叔母」。そのわけとは・・・。

 先日岩屋観音へ行った時の、御旅所でのこと。御旅所の中に頑丈そうなテーブル型火鉢が二つ。中では、二カ所、勢いよく炭火がいこっていました。炭火の上には五徳そして、網。若しかしたらと思い「ここでお餅も焼けますね~」に「どうぞ、焼いていって下さい」との快い返事。ありがとうございます、とだけ。後は、戴いたお茶を4人で啜っていました。その時、炭火を眺めていた叔母「こん炭は何処で買ったとですか」との質問を御旅所の担当者へ。すると「下の駐車場でうどんば出しとっですよ。聞いてみらんですか」。いかにも良さげな炭に魅了されましたか、叔母、購入気分満々で駐車場へ。うどんを3杯頼みながら(叔母、丼一杯は辛いと、カカ&S嬢から少しずつ徴収)早速炭購入交渉。明後日、私達が買い物がてら受け取りに行く事で交渉成立。

 で、本日。待ち合わせ場所のカミティ駐車場で炭受け取り。本家と拙宅合計40キロ。材料は椿の木。実はこの炭屋さん、本職はうどん屋さん(ちゃんと、うどん工房も見てきました)と言う事で、炭焼きは趣味程度らしく「後は、こん子が炭ば作りますケン、作り方ば教えてくれんですか」と私を指さし。良かですよ~、はいいんですが、こりゃ~本気になるしかないのかな~と実感したのは、一昨日。

 あれやこれやで、うどんの(値段次第もありますが)味は「良い(3人娘)」との事なので、これからお付き合いが始まるのでしょうか。炭とうどん、妙な取り合わせですが、人との繋がりを大事にする叔母「観音様の取り持つ縁バイ」に皆納得。これからが楽しみです。

 

     縄文人、近々山人(やまんちゅう)となるか