縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

小春日和 後白波 そして風物詩

 カンコロ作りです

 お手伝いです。午前中はこれにかかりきり。先ずは、芋洗い後ピーラーで皮剥き・釜茹で・乾燥場、との順序。今年のカンコロ作り、今までとの相違点は、自家製のサツマイモを使用すること。今日は、我が家製です。

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 ピーラーを使っての皮むき。ワダスも生まれて初めて参加。叔父の目薬を届けに来た本家長男坊の奥様参戦。

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 そして、スライスするのですが、これは、叔母の独壇場。其処に現れたのが、買い物帰りの叔父。杖で、スライスした芋をせっちょ。「いらんせっちょばっかりして。はよ、写真に撮らんね。」と、いつもの調子の叔母。

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 釜ゆでにし、「なだら」に広げます。

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 そして、乾燥を良くするため、一枚ずつ丁寧に広げていきます。ここにも、叔父登場。「髭ば剃れ!」と、ワダスに言いながらのお手伝いです。実は叔父、皮むきの手伝いも申し出たのですが、あえなく却下(皮は厚めに剥かなければ、カンコロの質が落ちるのだそうです。芋自体も小さく、叔父の剥き方は薄すぎるためとか)。やはり五島人、この季節、血が騒ぐようです。そう言えば叔父、本日はお買い物を2度成されたとか。

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 終了は12時を過ぎていまして、お腹はぺこぺこ。

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 午後から、公園の伐り残りを作業。と、ここで目に付いたのがこれ・・・、リンゴ(姫リンゴ?)です。「食べても毒じゃなかじゃろけど、食べる気はせん。 by 叔母・カカ」とか。皆さん、初の様子。

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    色々と、正に「何もないけど何でもある」古里です