縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

嵐も過ぎて

 お盆の総括

 13日お盆初日。

 いつもの場所で、いつもの人達と談笑。叔父、今年はお酒類お断りのサイン(フム、ちと、心配)。「疲れたけん連れて行け」と、帰宅要請。これには、ごてろんM対応。爾後、持参のビール類完飲。

 倅達、お盆提灯消灯後海岸縁にて花火三昧。当地のお約束は、”ドンパチ”、つまりは、ロケット花火と爆竹。倅の連れ合い、これには閉口の体。

 この日の空は真夏・・・

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 14日お盆2日目。

 朝から倅一族帰宅。有川ターミナルにての見送り。台風接近にてターミナルはごった返し。15日分を前倒しで予約変更等の手続きに、長蛇の列。普段は強烈な待合室内クーラーも、温風化。九商担当職員の手際の悪さが混雑に拍車も。

 これが、離島に帰省する人達の悲哀。滞在日等が気象条件で縮んでしまうのは、古からです。現役陣の悲哀とも言えます。

 夕刻墓地にて、いつもの場所に叔父の姿無し。賑わいも、中。台風接近を恐れ、各家、消灯後、提灯釣り道具を撤去。

 この日の空は台風含みか・・・

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 15日お盆最終日。

 台風は当地を大幅にそれ、雨とも言えないシャワーが少し。良かったのか悪かったのか、この後、雨はどうなるのか等々、恨めしげに天を睨みながら、夕刻を迎えました。

 あちこちの提灯が灯し出され、お盆最終日挙行。帰島人の帰宅が目立ち、寂しき限り。

 提灯消灯後、各々、波止場にて精霊船流し。西方浄土へと、先祖の霊を弔いながらの贈り物です。我が家の主流は、今年も桃。亡母の大好きなもので、倅一族からの贈り物です。

 で~~~~~、

 本日明け方、時刻は午前4時前か、バシャバシャとの妖しげな音!ようやくの雨到来です。でしたが、お湿り程度。雨雲レーダーでは、福江近辺がかなりの雨。当地には、”ご挨拶”程度。無いよりはまし、状態でしたが、植物たち、生き生きとしてきました。

 毎年ながら、嬉し・寂しの繰り返し。次は何時のこと、と、指折り数えたであろう、我が母の心中が、今ははっきりと・・・・・。

 

          では、また。