縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

仰げば尊し・蛍の光・・・

 3月、教職員の大量異動期

 有川港では、この時期の風物詩、「紙テープ」によるお見送りが本日も。

 某校生徒による応援団(一枚目手前の集団、背中を若干反らせています)と離岸する九商船。汽笛・出港を若干遅らす等の九商の粋な計らいには、毎年の事ながら脱帽。

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 この「紙テープ」、日本人のオリジナルらしく、パナマ運河開通記念に開催された”サンフランシスコ万博”時、荷物の緩衝材として大量の紙テープを販売、売れ行きは芳しくなく、思いついたのが、「テープで別れの握手を」との切り替え。大ヒット品となったようですが、定着したのは日本のみ、とか。尚、テープは水溶性であるとかで、環境には配慮しているようです。私の中学卒業時とは、雲泥の差です(応援団では鳴り物入りでした)。送られた先生方、客室、いや、デッキで感涙にむせびながら・・・と、要らざることを・・・。

 何故ここに?

 これです。叔父夫婦の長女の長女の長男(叔父・叔母は曾祖父・曾祖母)が五島初見参、本日帰宅の途につくためお見送り。テープの乱舞に、叔父、寒い中でも車椅子にて見物。

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 本当は、ぼうずだけ目隠しを取りたかったのですが、危険きわまりない昨今、自重しました。ぼうずフアンには申し訳ありません。にしても、この嬉しそうなヒヒひい爺のご尊顔をとくとご覧じあれ。

             では又