縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

生命力旺盛

 と、主治医   

 とある患者のカンファレンスに立ち会った時の主治医の「お言葉」。

 何でも、患者の食事状態を観察した時に確信したのだとか。「やるな!お主」が私の感想。おざなりの病状説明を予想していたのですが、”虚”を突かれた感じでした。

 思わず「旧皮質(大脳)のみになっていますかな、三大欲求の」と主治医へ。が、即反応したのは、福祉施設の介護職員某氏「最近は、女性のお尻を触ることが減りましたヨ~」「ありゃ~、それはまずい!アハハハ~」とのやり取り。

 齢90を過ぎ食に貪欲とは、生命力旺盛とする主治医の観察眼は鋭いと思われます。救急車で運ばれた時(どういうわけかこの日私は通院日)の応対医の感想はかなり悲観的でした。患者の生命力が周囲を動かしたのでしょうか、明日、退院の運びですとか。

 ”型破り”と言う言葉があります。

 これは、確か中村勘三郎(?何代目)さんの言葉だとは思いますが、”型なし”と同様、前提にあるのは「型」をきっちりと修めることとの了解。

 医療職に関して言えば、未だ、「型」にも満たない中での薬屋丁稚修行と見受けます。本来の”型破り医療者”跋扈を望むこと、贅沢でしょうか?。

                        では又