縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

今日は何の日?

 重陽節句だそうです。

 家の中に菊の花があるにはありますが、仏壇(昨日の母の祥月命日用)に活けてあるだけです。魔坂、食べるわけにも行きませんので「菊酒」は出来ませんでした。

 

 強風が弱まりません。6日に伐採し損ねた木が強風により・・・

f:id:jyoumonjin:20150909203917j:plain

 ポッキリと。

 風が強いと、色々と、作業に支障を来します。マ、ゆっくりズムを旨として生活していれば良いのでしょうが、カカ共に「動く」事に喜びを感じているもので「今日は、退屈だ~」の一日と覚悟していた時に、電話が。「もしもし、(カカ)に代わって」本家の叔母でした。呼び出され、共同作業が丸一日続きました。作業内容とは・・・。

 「蒲鉾」作製でした。作業員は3人。S子さん、カカ、そして大御所本家の叔母。

 3人であご(トビウオ長崎県的呼び名、山陰地方でもこの呼び名があります)とゴベ(カワハギのこと)を三枚おろし。その後は、ミキサー係、整え係り、焼き物係りと分担し、朝8時過ぎから夕方5時頃まで。

 そうそう、蒲鉾作りに「焼き物係り」が何故?でしょうが、実は、かまぼこの一種で「厚焼き」を造っていたのです。レシピは・・・

 材料は、魚肉・塩・砂糖・卵・酒。魚肉に対する調味料の配分はそれぞれらしく、それこそ「お好きなように」らしいです。ただ、五島の人は砂糖をかなり使うので、五島人のレシピは気をつけましょう。

 

 「蒲鉾作り」カカは初めての経験です。レシピメモを頭の中に仕舞ったとは言ってますが、どうなりますやら。今日の作品は、それぞれの家庭にお持ち帰りと「法事」での出し物となるそうです(法事用は、厚焼き・心太・スイカ寒天、が加わるのでしょう for叔母の一周忌用食事)。

 

       縄文人は、法事を・・・、していたかも・・・