縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

あのとき・・・

 11年3月11日14時46分

 「それ」を知ったのは、カカと二人、定例の公園内散歩を終えた直後でした。帰宅するため車のエンジンをスタート。カーラジオから流れてくるFM局アナウンサーの声。感情的であったかどうかは、記憶に残っておりません(無理に思いだしても、自己創作に成るでしょう。人の記憶の書き換えは、日常茶飯事ですから)。「えらいことになった。早く帰ろう。」と帰路へ。津波到達時刻を計算し、取り敢えずの買い物を先行。帰宅後、TVにて悪夢を観ることに・・・。 

 そして、5年目の本日14時46分、集落に響き渡るサイレンの音。「それ」と気付くのに2~3秒かかりました。福島の方向へ向き黙祷ー罹災者へ、放射能除去へ。この時の私は木材整理の真っ最中で、サイレン吹鳴通知はあり、知ってはいたのですが・・・。

 

      犠牲者の皆様の魂よ安らかに!

     善なる魂よ汚された大和を清浄に!

 

        縄文人の魂は、常に、自然と一体