縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

虻物語

 困った虫たちの一

 先日の海岸清掃時、虻にふくらはぎを刺され、足首まで腫れ上がったカカ、朝から病院へ行く予定でしたが、起床時、足の状態が安定しているとして、家の周りの草刈りへ予定変更。ところが、石垣にへばりついて草取りをしていたカカ、昼前になって、「診療所、午後は何時からかな」。痛んできたらしい。診療所に問い合わせると「先生は、余所の診療所へ出かけます」とのこと、こんな時には伯母に聞くのが一番。「内科の先生は、余所から週に二回来る。今日は、元の所にいるはず」とのことで、午後から診療所回り。

 「虻ば叩いた時、針ん、体ん中に残ったっちゃろ。」とのご託宣だったとか。湿布を施され、化膿止めを戴きご帰還。「虻は、こいから暑なってふゆっとぞ(増えるとぞ)気ばつけんば by 薬局の親父さん」。それにしても、午後からだというのに、診療所のお客さん、結構な数、いたようです。私達が終わった後も、次から次へと。中には、同級生のご母堂が(90歳は過ぎているはずです。どこぞの施設に入所されているとか)。でも、暗い顔の人は、一人も見かけませんでした。

 「今年は虻ん多かね~」「ん。そして、元気ん良か~」。午前中のカカとの会話。あまりに五月蠅くまとわりつくので、汗取りタオルでひっぱたいてやりました。7~8匹は、ダウンさせたようです。夏が過ぎませぬと、虻との戦いは終わらないのでしょうか。風あざみ(あざみが風に舞う様子か?)が過ぎる頃まで・・・。

 

        縄文人は、蚊にも悩まされる