縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

トクッテン作り

 トクッテン(心太)をお大師様用に

 お大師様の季節です。お大師様とは、弘法大師空海に祈願した各家がそれぞれ弘法大師を祀り、お参りする方々をお礼の意味で、「お接待」する行事です。東京オリンピック誘致用セレモニーで、歯の浮く様な「お・も・て・な・し」とは、格段の差があると思います。

 まず、保存していた海草(テングサ)を大鍋に掛け煮出します。次に、煮汁を絞り出し、モロブタに流し込み、固まるのを待ちます。なお、火の元になっているのは、主として伐採木です。場所は、S嬢家。手タレは、叔母とカカ。

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 そして、泡を取り除きます。結構、手がかかるんですよ。

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 最近の三人娘、ブログ用写真と言うと、協力的でして、動きがスムーズです。

 お陰様で、今宵のアテは、おこぼれの「ぬたトクッテン」。うんめ~ぞ。

 

       縄文人の、明日は草刈り