縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

寂しき海岸

 寒さと共に身に滲みます

 子供の頃は、”あおさ”と言う名の海藻を採取、夕餉の一員となっていましたが、これは、食することに抵抗有りです。

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 波止(防波堤)が大改造された辺りから海岸に変化が出、今では、砂地化する所が増えています。大昔、カカが目を輝かしていた”小玉石”もその面影を失いつつあります。ここに写る緑色の海草、子供の頃の記憶に遠い存在です。

 海岸改修工事は、様々な要因があります。一番は、台風等の所謂「風潮害」からの防壁でしょう。子供の頃からの海岸記憶は完全に打ち消されてしまいましたが、当地で暮らす住民にとっては、死活問題です。「海岸縁に住む人にとって・・・」と、海岸大改修に反対を唱え、食ってかかる長女Mに答えた叔父の苦渋に満ちた姿が忘れられません。

 置かれた所で花を咲かせましょうぞ。と、庭の椿を。

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      明日は知事選の立会人、7時前出勤