縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

「言の葉」によせて

 時折の言葉解釈講談ダス

 今日、この様な言葉をTVで聞きました。

 「・・・で、素直に嬉しい。」その後「単純に凄く嬉しい。」と言う、同一人の表現。

 読者の方々、意味がお解りでしょうか。

 若者言葉と言えばそれまでですが、ワダスには「???」です。いくら、「言葉は変遷する」と理解しているつもりでも、「嬉しい」という表現がここまで蔑ろにされているとは・・・、と。若しかしたら、言葉そのものの意味が理解されていないのかも知れません。

 かっては、「全然」の使い方で、現役時の同僚達と議論しまくりでしたが、今では問題にする人を探す方が困難のようです(ワダス?、全然については、単なる強調語として使用しているとの解釈にて、何とか矛を収めている次第)。

 あ、今なじめないのが「大丈夫」の語。

 例えば「これ食べる?」「大丈夫です」とのやりとり。むか~し、とある病院にて「このTV、どうやったら映るんでしょう。あ、これがリモートですね。わかりました。」とのワダスの言に「大丈夫ですか?」との看護師殿の返答。理解は出来そうでしたが、一言言いたいのをぐっと我慢。

 日本語の乱れと言えばそれまでですが、乱れの原因はさておき(大きな原因を芸能界=TVと推察)、学校での国語教育は?と、いらざる心配をする始末です。

 

            ヤレヤレ、又