縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

今だけ金だけ自分だけ

 昨今の風潮です

 恐らく、共感力の欠如でしょう。

 政治家に共感力低下が起こった時、もう、『今だけ金だけ自分だけ』の世界に入っているのでしょう。尤、最初から共感力不足の政治家がごまんといることは承知の上ですが。

 現在、自民党立憲民主党の総裁選準備中ですが、いずれの予定候補にも”高い共感力”を見い出し得ません。別の表現では『国民無視』。

 昔、”東大話法”と言う表現方法があったのを思い出しますが、弁舌爽やかな人たちに若しかしたら『あの話法?』との関連が疑われます。

 東大話法ー基本的には「常に自らを傍観者的立場に置き、自分の理論の欠点は巧みにごまかしつつ、論争相手の弱点を徹底的に攻撃することで、明らかに間違った主張や学説をあたかも正しいものであるかのようにして、その主張を通す論争の技法であり、それを支える思考方法」とのこと。ー安富歩『原発危機と「東大話法」2012年 明石書店』by WIKI

 今年の都知事選で有名になった石丸信二氏、彼の巧みな(?)話術に「あれ?」と思ったのが記憶の中からジョリジョリと這い出してきたこの『東大話法』。実に見事でした。過去に遡ってみても、どうやらホリエモンひろゆき、彼らも『東大話法』を駆使している様子。

 最近では、斎藤兵庫県知事の百条委員会での問答。人間性はさておき、知事に共感力の欠片もありません。「道義的責任?それって何ですの?」的言動にはもう、誰も良い気持ちは持てないでしょう。人の死(パワハラ問題にて部下二人死亡)にも、恐らく、眉一つ動かさないのでは、との憶測を持ちます。

        今だけ金だけ自分だけ・・・そして自滅へと

    共感力磨きは助け合い、これからの重要なテーマです。

                     では又