縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

・・・船より鳴れる太笛の・・・

 斎藤茂吉「あらたま」より拝借

 カカの「さっきから、船ん汽笛ん鳴りよっとばってん、何か有ったとじゃろか」に「な~んの、霧で見えんけん、警戒んためん警報たい」と、答えつつ、ワンショットゲットへ。これです。

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 もう半世紀は優に超えている学校時代、国語の教科書にてお目にかかった(と記憶)のが、この短歌。

      朝あけて 船より鳴れる 太笛の 

             こだまはながし なみよろふ山

 長崎港の情景と言うことです。確かにあそこは周囲が山。「ぼ~っ」と、船の鳴らす汽笛の余韻は、長く残るのでしょう。斎藤茂吉氏の良き感性に響いたと思われます。

 所で当地、彼杵半島等を正面に見据えても、袋とじではありません(小遊三師匠御免なんしょ)、勢い、太笛も尻つぼみ。情緒的には?なのですが、ショットと汽笛を重ねてみますと、なにやら、ほんのりとします。

 ほんのりついでの数ショット。

 紫陽花と朝顔のコラボ・カタイ(椿)の実・酢橘たち。

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 捻挫足、恢復順調。歩きすぎにてふくらはぎに強ばり。明日も又、リハ歩行予定。

                 では又