縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

小春日和か、この穏やかさ

 と言う一日

 海もゆったりと。

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 こうなりますると、動き出します、この人達。カンコロ作りです。本来は、この天気に加え北風が吹いてくれれば、言うこと無しですが(乾燥の都合、大量のカンコロ作りには、乾燥スピードも重要です)。

 カンコロ作り、先ずは、芋の皮を剥き、薄切りにします。因みに、この芋、本日掘った、「のとこ」の芋。

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 スライスは叔母の専売特許。2~3年前まで、叔父も手伝っていたのですが・・・。皮剥き、今はピーラーを使用。私の子供の頃は、全て、包丁での皮剥き。夜なべ仕事でした。

 スライス芋を羽釜(はがま)で茹で、天日干し。今回は、茹でショットはカット。昨年辺りのブログを参照して下され。羽釜のみです。

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 フム、撮影アングルが少々、不満。でもマ~、いつもと違ったアングルも又、と言う所でしょうか。

 ところで、芋掘期と言えば、子供の頃は、”農繁期”と言うものがありまして、小中学校が、2~3日、休校日を設けておりました。懐かしい思い出です。私?勿論、家の手伝いはしておりましたよ。例えば、掘った芋を、”かがり”と呼ぶ入れ物(藁で編まれた桶)に入れ、””と称する背負子で畑から実家まで運ぶetc。但し、傷つけるから、との理由で、鍬での芋掘りは禁止されていました。せいぜい、表面の芋蔓を取り除く程度。

 今は、アゴ(トビウオ)最盛期の運動会中断も無し、無論、農繁期の休校無し、も、限界集落故のこと。

 でも、ゆったりと、生きていきましょうか。にこやかに・・・。では又