縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

「カンコロ(餅)」事始め

 今から長い戦いが

 先ずは、原材料のサツマイモを栽培。

 一番目に苗づくりを行います。それには先ず種芋の植え付け。ここは超ベテラン、叔母の出番。

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 苗づくりは昨年(前年以前に)収穫した芋を種芋として使用し、栽培します。因みに、芋の保存場所は自宅床下をくりぬいた穴倉、通称「イモガマ」ですが、現代ではほとんど見かけることはありません。代用策として、段ボールが大活躍とか(叔母談)。

 今後の日程は、

 ① 芋苗卸(芋の苗・つるを芋畑に植え付けていきます)

 ② 芋ほり・保管(結構な労働です)

 ③ カンコロ作り(皮むき→スライス→湯がき→乾燥→保存)

 ④ とある時期製餅所へ持ち込み(withもち米等々)カンコロ餅化へ

 如何でしょう、結構手のかかる工程でしょう?。これが、お正月用ですと、年末まで続くことに成ります。

 今日も背中ぼっこを堪能、目の前には二つに割れたサクランボの蕾が。

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                       では又