縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

うがい手洗い、コロコロナ

 ≠おちょぐり

 うがい手洗いは、コロナ感染防止の第一義とされているようです。

 現時点での感染防止の最上策とあるため、特段の意義は申し上げませんが、この、「うがい手洗い運動」、コロナ騒動が収まった後を危惧します。

 病原体に対する”人”の最高指導システムは「免疫力」と心得ます。つまりは、各種の病体状況を軽減させ、健康体へと導くモノ、それが「免疫力」。その「免疫力」を構築しているパワーはどこから来ているのでしょう。

 先ずは、人の体を覆っているモノ、それは、常在菌です。この常在菌が人の健康体を維持していると言っても過言ではないでしょう。つまりは、「免疫力」も、細菌叢に依存していると言うことです。

 で、「うがい手洗い」の習慣。折角、人体保護に情熱を傾けてくれている常在菌を洗い流すことになります。最近のお子さん達にアレルギー傾向が多く見られる一つの要因に、この「常在菌除去」が指摘されていることから、留意する必要がありましょう。

 以前、当地で参加した”薬膳”講義での一コマに「現代人の便重(便の重さ)200g、江戸時代は400g。さて、縄文時代は」との質問がありました。結論は800gでしたが、要因の一つは皆さんご存じの食物繊維、ところが講師「・・・だけではありません!」。私にはそれが、この「細菌叢」と断じることが出来ました。現在取りざたされている「腸内フローラ」とされているモノ、これが、細菌叢の医者業界用語です。人が、いつ頃から手を<神経質>に洗いだしたのか、調べてみるのも一興かと(当然、アレルギーとの関連)。

 もう一つ申し上げましょう。勿論、コロナを代表とする抗ウイルス対策です。

 それは、「人は海から来た」との説を採った場合です。

 海での生活は、海のもの(海藻等)を食しているはず。体の健康体は、海藻等に守られていると考えます。

 これと、「人類は常に、あらゆる病原体と戦って来、遺伝子的に、その戦いの成果を刻んでいる」との歴史から、考察します。

 「我々は、先祖代々受け継いだ遺伝子により、各種の戦いを記憶しています。従って、全ての災いには、静かに、遺伝子との交信を成すべき」と。

                  では又