縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

ウランバナも終えて

 ウランバナ=盂蘭盆会(お盆)

 ウランバナとは逆さづりという意味ですと。おとろしか~。尤、(あの世で)逆さづりされている母親を救い、その供養をする行事がお盆の始まりとか。ついでに申せば、お盆には地獄の鬼も罪人責めをやめて休むのだから、この世の人間もゆっくりと休息しなさいという意味の「地獄の窯が開く」とも言われているそうな。

 当地では、お盆終了後の16日、墓地への立ち入りは「でけ~ん(ダメ)」とのこと。これもコロナ禍同様、同調圧力の感あり。

 神道が根強い当地、仏教的行事のお盆が廃れないのはなぜなのでしょう。もしかして、廃仏毀釈が行われても、日本人の心底には”仏”が住み着いているのでしょうか。神道の神楽を観た折、十字を作る所作の中に「神道キリスト教の一派か?」との疑念が。失われた12支族を含め、これからの学習です。

                    では又