縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

お墓仕舞い

 少々遅くなりましたが

 当集落の住人でありました「M家」、今月を持ちまして、お墓仕舞いとなりました。

 神職を媒介にお墓内を移送(適当な表現が見当たりません)したのはほぼ2週間前、9人ほどの関係者でしめやかに行われたようです。今日、暮石等の撤去作業が行われました。暮石は運搬を容易にするよう小さくカットしての移動、暮石撤去後はコンクリートできれいに整地してしまうとか。当地、石の運搬等に不便とあって、撤去作業は明日も続けられそうです。

 「お墓仕舞い」、目にするのは初めてです。筆者はUターン組、留守の間いくつかの「お墓仕舞い」はあったのでしょう、あちこちに、スペースと暮石がゴロゴロしています。

 「お墓仕舞い」の一族、二度と故郷の地を踏むことはないのでしょうか?残念です。筆者はUターン時、「当地の語り部」になることを心に誓っていました。当集落が終の棲家と心得ています。倅とは、いつかしっかりと話し合うつもりではありますが、当分先の事、ゆっくりとです。

 草刈り予定の本日、暑さにかまけて専ら”玉葱・ジャガイモ農家”に徹し、草刈パス。暑さとの格闘はこれからです。

                          では又