縄文のある風景

古里の四季折々に、ゆったりと流れていたであろう「縄文」に思いを重ねて

こ・こ・ろ・い・き

 二つの番組から

 一つは「忠臣蔵(2004年・テレ朝)」と「2023WBC映画・憧れを超えた侍たち・・・」。

 『忠臣蔵』は録画視聴。19年前の視聴歴があるため大筋は把握してはいましたが、やはり、注目部分は”胸が詰まる思い”を再現。作者の意図もあるのでしょうが、何度観ても胸に来ます。

 本日のWBC映画、これもまた、直近の翔平君ドジャース移籍のニュースも有り、9か月前の興奮を再現。通常の試合展開実況とは別種の興奮を惹起した裏には、それこそ『裏口』的撮影手法が奏功しています。

 本日の標題「こころいき」とは?

 『忠臣蔵』にて”胸詰まる思い”はズバリ『惻隠の情』。『忖度』なる、下手したら損得を推量する情念とは程遠く、筆者的には『これぞ縄文!日本人的』との感想を持ちます。若しかしたら、『忠臣蔵』に共感するのは”真正日本人”かなとも。他者への情をも封印する昨今、心の洗濯に『忠臣蔵』視聴をおすすめ。特に、”内匠頭切腹直前”と”内蔵助東下り”の場面はお勧めです。脚色の云々は別にして、お楽しみいただきたい。殺伐とした現世に一服の清涼剤となりましょう。

 WBC映画については、説明することもないでしょう。選ばれた選手たちが生き生きと躍動した結果が”優勝”。殆どが、翔平を追いかけているようですが、どっこい、日本優勝のMVPは裏で支えた”ダルビッシュ”(前回優勝時の投手はダルビッシュ、それも鋭いスライダーでの三振奪取・今回の翔平投手最後の球もスライダー)。

        や・は・り、心を打つのは”心意気”です。

 打算に満ちた”似非日本語”が跋扈する日常、何とかするにはどうしたら・・・

                         では又